DTMERは知っておくべきオーディオ圧縮の種類と特徴

DTM

こんにちは子猫のおデコです。

 

この記事はDTMで作曲している方に多く見られているのではないかと勝手に思っていますので、今回はちょっとわかりづらいファイルの圧縮についてお話しますね。

圧縮

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そもそも、何故圧縮しないといけないの?

オーディオデータはファイルサイズが非常に大きいので扱いづらい事が要因になります。

CDと同じクオリティの16bit/44.1kHzのスレテオオーディオデータでは、1分で約10MBにもなります。

メールで添付して送るという作業が非現実という問題がありました。

定番のMP3では、標準の128kbpsでは約1/11に圧縮できるので1分で約1MB弱になります。

これならメールに添付できますし、MP3なら解凍ソフトを使わずに直接音が出る事が出来ます。

 

圧縮の種類

WAVファイルに比べてファイルサイズが小さくなる圧縮では2パターンの圧縮方法があります。

非可逆圧縮

主な種類:MP3 , mp3Pro , OggVorbis , TwinVQ , WMA , AAC , ATRAC3 , ATRAC3plus

特徴

人の耳には聴き取れないとされる高音域を中心にデータを間引いています。

オリジナル音源の一部を切り捨てた分だけサイズが小さくなっています。

一度圧縮したファイルからは完全な形で元に戻すことは出来なくなります。

本来なら人の耳には聴き取れない部分を間引いているはずなので、間引いている事に気づかないはずですが実際に聴いてみるとオリジナルの音質とは異なります。

昔MDやカセットにダビングした事を思えばリスニングの上ではそこまで気になる物ではないでしょう。

ただ、マスターを制作するには向いていないので、マスターは圧縮せずに保存しましょうね。

 

非可逆圧縮時の音質劣化は2つの要因がある

ビットレート

ビットレートとは、1秒間のデータ量を示す値で単位がkbpsになります。

kbpsび値が大きければ大きい程圧縮したファイルサイズは大きくなり(圧縮が少ない)、値が小さい程圧縮率が高くなり(間引くサイズが多い)ファイルサイズが小さくなります。

標準的な設定としては128kbpsが目安です。

WAV⇒MP3へビットレート128kbpsで圧縮した場合はおおよその目安として15kHz以降の高域がカットされます。

 

圧縮フォーマット

オーディオ圧縮フォーマットで広く普及されているものではMP3 , WMA , AAC , ATRAC3などがあります。

基本的にどのフォーマットでも標準的な設定である128kbpsに近い設定が用意されています。

ただ、128kbpsに設定しても圧縮フォーマットによってサウンドにばらつきがでます。

フォーマットによって間引くロジックが違い、それがフォーマットの個性になります。

個人によって好みがあるので同じ曲を複数のフォーマットで聞き比べてみるのもおすすめします。

 

 

可逆圧縮

主な種類:WMAロスレス , Monkey`s Audio , Appleロスレス , ATRAC Advance Lossless , FLAC

特徴

非可逆圧縮方式ほど高い圧縮率は無いが、音質劣化のない圧縮フォーマットになります。

通常データ圧縮であるZIPやLHAといったファイルのオーディオ専用のフォーマットです。

圧縮したデータを展開する事で圧縮前のデータと完全に一致する圧縮方法が可逆圧縮になります。

非可逆圧縮よりも圧縮率が低く、圧縮しても1/2~2/3程度です。

 

WMA可逆圧縮フォーマットでは”Windows Media Player”で再生でき、Appleロスレスでは”i Tunes , i Pod”で再生できます。

以前よりも広がりつつはありますが歴史が浅い分MP3よりもまだ追いついていない印象です。

 

まとめ

自宅で音楽制作をする際には、ネットへアップする事やメールで送る事も多いのではないかと思います。

その中ファイルの添付容量制限があったりしますので、圧縮についても理解が必要になります。

可逆圧縮でも音質が全く劣化しないのでDTMERには覚えておいて損はないと思います。

楽しい音楽ライフをお過ごしください。

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