ブリッジが浮いた又は剥がれたアコースティックギターの修理方法【DIY】

DIY

こんにちは、子猫のおデコです。

結婚式の余興を受けたのでアコースティックギターを久しぶりに弾こうとした際、違和感が!!!

ブリッジ浮いているではないですか。

長年使っていないにも関わらず、弦をしっかり張って放置していたからでしょう。

後悔しても後の祭りなので、個人で出来るアコギのリペア方法を紹介いたします。

 

 

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必要な材料

  • タイトボンド
  • C型クランプ
  • 紙やすり(百円均一)
  • マスキングテープ(百円均一)
  • 布(家にあるもの、捨てる靴下とか雑巾でもOK)
  • リーマー
  • ヘラ(完全に剥がれていたらいりません)ちなみに、ケーキを取り分けるスパチュラです。

 

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修理の手順

浮いているブリッジを全て剥がす

この様にブリッジが浮いている状態だったので、まずは弦を全て外します。

外し終わったらヘラ(スパチュラ)で、ブリッジを剥がします。

一気に剥がそうとすると、ボンドが強い所があるとコーティングしている所まで剥がれてしまいますので注意してください。

 

ブリッジのまわりにマスキングテープを貼る

剥がれたブリッジの下は、コーティングされておりませんのでコーティングされていない部分のまわりにマスキングテープを貼っていきます。

これは、後ほどやすりで削る作業をしますのでコーティング部分も一緒に削らない様にする為です。

 

ブリッジの裏側とボディーの張り合わせ面を紙やすりで削る

ボンドの残りかすを取り除くために、ブリッジの裏側とボディーの張り合わせ面を紙ヤスリで削ります。

私のギターは弦をずっとテンションを利かせた状態で保存していたので、ブリッジ部分がかなり盛り上がっていました。

それを平にする為にも、思いっきり削りました。フラットの状態であればボンドの残りかすを取り除けたらOKです。削りすぎに注意して下さい。

凹凸があればまた、その部分から剝がれやすくなりますので出来るだけ滑らかになる様に削ります。

 

リーマーで穴を拡張

気温によって木は収縮したり膨張しますので収縮したピンを留める穴をリーマーで少し拡張しました。

この工程はなくても問題ありません。ボンドを入れるので穴にも入ると想定して少し大きくしておきました。

 

タイトボンドでブリッジとボディーをくっつける

タイトボンドをたっぷりボディーに塗り上からブリッジをのせます。

タイトボンドは乾きが早いのでなるべくスピーディーにしましょう。

しっかりボディーの穴とブリッジの穴が真っすぐ通る様にしましょう。

ピンが通らなくならない様に注意して下さい。

 

C型クランプで圧着させる

私は1本でしましたが本来ならば、3本~4本使って全体まんべんなく圧着させます。

クランプ(圧着)したら横からボンドがはみ出てきますので急いで布で拭いてください。

圧着すればするほどボンドがドンドン出てくるので、出たら拭くを繰り返してください。

 

クランプしたまま一日~1日半おいて完成

クランプしたまま一日くらい置いたら完全にくっつきます。

ただ、凹凸があったり、ボンドの接着が甘かったら弦を張った時に剥がれる可能性があるので慎重に作業してください。

 

まとめ

突然のトラブルも自分でメンテナンス出来れば今後もお金をあまりかけずに元通りに出来ますね。

自分でリペアしたので愛着もあり、浮いていた時より良い音色に感じますよ。

健康になったギターで更に楽しい音楽ライフを応援しています!!

 

コメント

  1. ゆきちゃん より:

    コメント失礼します。
    ボディにボンドを多めにつけ、その上からブリッジとのことですが、ブリッジピンの通る穴は塞がったりしないのでしょうか?

    • artistsongdesigncafeartistsongdesigncafe より:

      返信が遅くなり申し訳ありません。
      基本的には圧着したらボンドがはみ出てきますので、出てきたら拭く作業が必要になります。