こんにちわ子猫のおデコです。
サイトが更新されていない事に気づきましたか。
諸事情により引越しする事になり香川県に住む事になりました!!!
というのは、さておき今回は一から音楽環境を作っていかなければならなかったので、まずは音が抜けやすい所から対策する事に決めました。
環境
- 築25年
- 3階建てアパート
- 3LDKの角部屋
- 重量鉄骨(鉄筋コンクリートではない)
- 音楽室の窓2つ(高さ153×幅143㎝)&(高さ103×幅53㎝)
- 6畳
大きい窓の前は共有の廊下があり、小さい窓は隣のマンションの窓が目の前にある仕様になります。
窓の音漏れ対策
賃貸マンションなので、釘を使って穴をあけたりしないようにする事と、すぐに取り外せる様にしたかったので今回は、ダンボールの吸音ボードを作りました。
吸音ボードとは
一般的な吸音ボードは、グラスウールやロックウールなどの繊維素材をボード状にして音を吸収するしくみの物です。
しかし、今回はグラスウールやロックウールを使わず引っ越しの際に出た大量のダンボールで作れるのではないかと思い作成しました。
ダンボール吸音ボードの作成
作成の目的
- 出来るだけお金はかけない
- 部屋の中で出すであろうMAXの音でも、ご近所さんに迷惑をかけないレベルの遮音
- 響きの軽減。出来るだけデッドなスペース作り
- クーラーがないので窓も生かせる様に取り外せる吸音ボードに
材料&費用
- ダンボール(無料)
- ボンド ¥108×20(¥2,016)
- タッカー(シンも必要) ¥324
- カーテンの端切れ(吸音仕様)×6 (無料)
- 合計:¥2,340
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作業工程
①準備・設計
まずは収音ボードを作成する前に設計図を書きます。
窓枠の長さを測ります。
大(高さ153×幅143㎝×奥行5.5㎝)&小(高さ103×幅53㎝×奥行5.5㎝)
窓枠の奥行が5.5㎝にすると重くなりすぎて取り外しするのが大変になるので2.5㎝にしました。
②ダンボールをひたすら切る
大では幅45×奥行2.5㎝と幅53㎝×奥行2.5㎝を高さ153㎝に合うまで切りまくります。
小では幅53㎝×奥行2.5㎝を切りまくります。
③切ったダンボールをボンドでくっつける
②で短冊状に切ったダンボールをミルフィーユ状に積み上げます。
隙間が出来てしまうと収音効果が薄れてしまいますので上に重ねるに連れて斜めにズレない様に注意して下さい。
大では2枚の吸音ボード、小では1枚つくりました。
④カーテンの端切れをダンボールに覆う
設計図通りに組み立てたダンボールをカーテンの歯切れをダンボールに覆います。
1枚の吸音ボードで前後2枚の端切れを使いました。
カーテン側にボンドを全体にまんべんなく塗り、端の処理はタッカーで留めました。
ボンドが固まるのを待ったら大枠終了です。
⑤窓枠にはめて完成
最後に窓枠にはめます。
サイズをギリギリに作っていますのでカーテンがある分入りにくいです。
ダンボールは柔軟性があるので無理やり押し込むくらいでも問題ありません。
今回取っ手を付けていないので奥まで入れてしまうと抜けなくなるので窓枠から少し出ている状態にしています。
余裕のある方は取っ手をつけた方が使いやすいと思います。
費やした時間
上記の工程の費やした時間になります。
仕事終わりや休みの日にコツコツ作ったので大体の目安になります。
ちなみに全て一人で作ったので、2人で作ればもっと効率がいいと思います。
- 約1時間
- 約20時間
- 約12時間
- 約1時間
- 約1時間
合計:約35時間
効果
⇒
私が普通で聞くレベルの音量でも外に普通に聞えていましたが、吸音ボードを張り付けて部屋から音楽を流して外に出て聞いてみた結果、窓に耳を付けないと聞こえないレベルまで下がりました。
レコーディングをした音を確認するレベルの音量では、ダダ漏れだった音が少し外に漏れる程度になりました。
これなら窓を開けて寝ている方でも気にならない程度だと思っています。
まだ、近隣の方に注意されていないので今の所問題なく生活できています。
まとめ
引っ越しして1から構築しなければいけなくお金も無かったのでハイテンションで作れていましたが冷静に考えれば時間がかかります。
効果としては想定していた通りの内容だったので満足しています。
賃貸で悩んでいる方やコストをかけずに防音対策をしたい方にはかなり良い方法だと感じています。
楽しい音楽生活を送ってください。
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