こんにちは、子猫のおデコです。
作詞作曲している方は、いい音楽をつくって、表現する人は一つのライブやコンサートで精一杯の努力をしていると思います。
その努力と実感が一致している方もいれば、お客さんが増えないなど実績に結びつかない方もいると思います。
なので今回は、アーティストやバンド、アイドル等プロデューサーがいない方へ活動する上で考えなければならない戦略をまとめました。
自分の強みを知る
まずは、自分またはグループの強みを知る事です。
歌唱力があるのか、ダンスの迫力があるのか?
現状の強みを知り、そこを伸ばす事やウリにする事が大事です。
時代は変化しますが、自分の強みを活かしながら各アーティストは成功していっています。
強み=特徴だと思ってください。客観的に見てどの様な印象になるか、又はどのように見せたいか。
クリエイティブな部分も多いので天性の物があったりします。
例えば、声質やリズム感。
強みを活かした曲や、表現を追求する事によって不得意な部分もメリハリが効いてより強みが活かされます。
得意なパターンを作っておくというのも重要です。
お客さんの反応がいい物や自分に自信が持てるような所がありませんか?
漫才でも売れている方を見ていると同じ漫才師ではパターンは実は同じではありませんか?
そのパターンを活かし表現の幅を広げる事が重要です。
例えば、曲作りの際、Cメロで落とすのが得意な方はそのパターンを多く使う。
そうする事によって、得意なパターンがお客さんを引き、そのパターンではない曲は異色ではあるが逆に耳に残る様になる。
全部平均になるより突出した何かを手に入れる事が一歩抜けれる要因になります。
他人や他のアーティスト、グループを分析する
自分の好きなアーティストや目指しているグループなどを細かく分析していきましょう。
そうする事によって、アーティストの強みが分かります。
字詰めはどうなのか?ノリは4部?8部?又は16部のノリなのか
歌詞の文字は1小節に何文字で構成されているのか?(Aメロ・Bメロ・サビ等)
などなど、何故自分はそのアーティストを好きなのか?を分析していくと一つのパターンが見つかります。
アーティストといえば大きくなりますが、好きな曲で分析するとよりわかりやすくなります。
メンバーで価値観を共有する
シンガーソングライターは、問題ないと思いますが、2人組以上のグループやバンドはとても大事な作業になります。
どの様な感情の曲なのか?その為にどの様なリフをつけるのか?どの様なダンス、表現にするのか?などのアプローチ方法を考えましょう。
1曲に対して同じベクトルを向いていないと表現方法が変わってきます。
”卒業式に告白してふられた曲”というお題でも”無視されたのか” ”付き合いたいけど目指したい目標があるから今は付き合えない”では表現が違います。
この微妙な表現を共有してベターな表現方法を探していきましょう。
無理な事でも言ってみる
無理だとわかっていてもとりあえずやりたい事を発言する。
ミラーボールの無いライブハウスでミラーボールっぽい演出が欲しいと発言したら、ライブハウスの人はどう動いてもらえると思いますか?
人それぞれですが、向上心のあるライブハウスのスタッフはミラーボールが欲しいという元の考えを読んできます。
盛り上げたいスポットで上がる様に仕掛けたいという意図をくみ取って行動をとってくれます。
自分の想像をいかに表現が追いつくかが大事で、やりたい事や表現したい事を出来るだけ言葉で発信しましょう。
そうする事で共感してくれる仲間が増えます。
異質な人でならなければ記憶に残らない
異質というのは、特別に何かに優れているという訳ではなく、キャラ立てをしっかりする事です。
水曜日のカンパネラを例に出しますが、名前が異質、ライブスタンスが異質、完全に記憶に残ります。
個人的ですが、曲は記憶に残ってません。
キャラが強すぎる弊害ではありますが、友達が水曜日のカンパネラのあの曲いいね、とふと話に出てきたら曲もいいのか!?と、一回は聴きませんか?
より身近な人がお勧めしている曲を聞くので、はまる可能性が高いのではないでしょうか。
少し耳に残る曲なら異質感も含めて話にしやすくはありませんか?
1を10に出来る可能性を見せる
私自身苦手ですが、論理的に話す方は”すごい”様に見えます。
理由をつけるだけで相手の”ナゼ”が小さくなります。
自分のポテンシャルを相手に伝えるのに論理的に考える事が必要になります。
知識を出している風に見せて、屁理屈を言っているだけでOK。
やりたい事、やりたくない事に理屈が通っていれば可能性を感じる人という印象です。
ここで重要なのが嘘をついてはいけないです。
本当に思う事を発言する事で感情がのるので伝わります。
思った事は行動する事
何をするにも行動する事が大事です。
歌もうまくない、踊りもうまくない、楽器も弾けない。
才能はないが、行動を起こす事で世間が面白がる事もあります。
行動する事によって出会いがうまれます。
やらないと同業の出会いもありませんし、チャンスも生まれにくいです。
一歩踏み出す勇気がとても大事です。
お客さんの心理・環境を考える
ライブハウスと夏祭り会場で、同じ人が来ているとは思えません。
同じ様にライブをするのであれば、どちらかにターゲットを絞ったらいいと思います。
毎回ライブしているライブハウスと夏祭りだと、夏祭りの方が新規のお客さんが増える可能性がある様に見えますが相手の心理を考えましょう。
盛り上がりたいのか、しっとり聞きたいのか状況に応じて自分たちを作れる術を磨きましょう。
まとめ
上記に、色々書きましたがそもそも目的が大事で、CD100万枚売るのが夢なのか、紅白歌合戦にでるのが夢なのか、目標がはっきりしている方が方法の選択肢が増えます。
目的があいまいだと、選択肢もあいまいになりますので、是非現状からちょっと高い目標を作ってください。
一つ一つクリアする度に、新しい目標を設定してよりレベルを上げていければ、おのずと楽しい音楽ライフをおくっているのでないでしょうか。
それでは、良い音楽ライフを!
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