Q.作曲家やDTMerには音楽理論は必要か?A.いらない

DTM

こんにちは、子猫のおデコです。

今回は、作曲する上で音楽理論が必要かどうかを個人的見解で述べます。

ここでの音楽理論とは、音程・音階・コード・和声・楽典の事を指します。

アンサーにも書かれている様に私はDTMerと個人の作曲家(一人で作品を作れる)に関しては音楽理論は必要ないです。

何故必要ないかをこれから説明していきますね。

 

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そもそも音楽理論って何?

音楽理論とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。

古代から中世にかけてのヨーロッパでは、音楽は自由七科の一科目として取り上げられ、文法学・修辞学・論理学などと同じように数学的・哲学的に理論立てられ説かれてきた。

歴史的に知られた音楽理論家には、音の協和を説いたピタゴラス学派や逍遙学派アリストクセノス、古代音楽理論を編纂し中世ヨーロッパにもたらしたボエティウス、旋法を説いたフクバルドやグラレアヌス、譜表による記譜法を編み出したグイード・ダレッツォ、対位法を説いたジョゼッフォ・ツァルリーノやヨハン・ヨーゼフ・フックス、平均律を数学的に示したマラン・メルセンヌがいる。近代には機能和声を説いたジャン=フィリップ・ラモー、管弦楽法を説いたエクトル・ベルリオーズがいる。

Wikipedia参照

上記の通り、音楽理論とは理論立てて説明する為の物なのです。

 

音楽理論で作品の良し悪しは決定しない

作曲し始めた事、音楽理論で楽曲の質が良くなるのか?という疑問がありました。

理論をマスターすると理論から外れる事を恐れるのではないか?

理論から外れる事を挑戦しなくなるのではないか?

クリエイティブな発見が出来ないのではないか?

等々、嫁やまわりが音楽専門学校行っている人が多い環境だったこともあり、作曲する際に理論づけて作っている光景がありました。

正しい順序で聴き馴染みのある響きを出すには音楽理論が必要なのかと個人的には思います。

何故DTMerや作曲家は音楽理論が不必要なのか

音楽理論は理論づけて音楽を制作する一つの手段でしかない。

作曲する際、アップテンポの曲を作ろうと思ったらメジャーコードを使う、悲しさを出したければマイナーコードを使う。

一般的にはそうかもしれませんが、作曲し始めは私はコードなんて気にした事が無く、音の響きだけで作曲していて、私の音楽はそれが正しく、他人の意見が不正解なのです。

DTMerや一人で完結できる作曲家ならこちらの方が、クリエイティブな音楽が作れます。

 

では、DTMerや一人でできる作曲家以外は音楽理論は必要なのか?ということですが・・・

音楽理論は多少必要です!

 

何故DTMerや作曲家以外は音楽理論が必要なのか

一番の理由は音楽理論が無ければ、説得力に欠ける事と作曲した曲を弾いてもらう演奏者に説明しづらいからです。

クライアントや演奏者に何故このコードを選んだのかを説明できるか?このコードは何かを把握しなければ伝わらない事があります。

ですので、人に伝える事を前提に作曲する必要がある方にとっては多少必要な事と言えます。

ちなみに、スタジオミュージシャンやオーケストレーション等のお仕事では理論や楽譜が読める、すぐに弾きこなせるテクニックが必要となりますので、目指す方向性によって音楽理論の大事さは変わります。

まとめ

今からDTMを始める方や、作曲し始めの方は理論なんて、何も気にせず楽しく音楽を作ってください。

いっぱい作っていく上で理論を少し勉強するとあの時作った曲はこの理論だったんだ!

なんて、発見も出来ますよ。

 

曲を作る上で大切な事は理論ではなく、いい曲を作るという気持ちなので楽しく作ってくださいね。

それでは、いい音楽ライフを!

 

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