モニタースピーカーの選び方と比較すべきポイント

DTM

こんにちは、子猫のおデコです。

DTMをしている方は気になる、モニタースピーカーの選び方について紹介したいと思います。

モニタースピーカーも多くの種類と価格にも差がありますのでどのポイントで見たらいいか詳しくお話ししますね。

 

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モニタースピーカーとは

そもそも、モニタースピーカーと、一般的なリスニング用スピーカーでは何が違うの?という方も多いではないでしょうか。

リスニング用のスピーカー

心地よく音楽を聴く為のスピーカーであり、原音を忠実に再現するスピーカーではないのです。

家のコンポで聞いた時と、パソコンや車で聞いた時の音の出方が違うと思いませんか。

それが、スピーカーの特性になります。

原音に味付けして、より心地のいい音に変えているのです。

 

モニタースピーカー

モニタースピーカーは原音を忠実に出す事が使命になります。

リスニング用のスピーカーでミックスしてしまったら、パソコンではカスカスの音になってしまったり、基準がないので聞こえている音が他のスピーカーでは聞こえていないかもしれません。

というわけで、DTMをしている方は自分の音がどのスピーカーで聞いても出したい音がしっかり出るように基準を作らないといけないわけですね。

いい曲出来ても、思っている音が出せていないと悲しいですよね。

 

電源がいるスピーカーと電源がいらないスピーカーの違い

モニタースピーカーでは、電源がいるスピーカー(アクティブスピーカー)と電源がいらないスピーカー(パッシブスピーカー)があります。

こちらも違いについて紹介しますね。

アクティブスピーカー

アクティブスピーカーはコンセントがいるスピーカーになります。

アンプが中に入っているのですぐに鳴ります。

スピーカーの種類にもよりますが、一つのアンプの場合や、ウーファーやツイーター専用にアンプが分かれて設計されているバイアンプ方式の物もあります。

 

パッシブスピーカー

アクティブとは逆で、スピーカーだけでは音が出ず、別にアンプが必要になります。

スピーカーとの相性もあるので初心者にはお勧めしません。

 

スピーカーで比較するべきポイント

DTM部屋の広さや形

楽器屋へ行って聞き比べして買っても、家で聞いた時と違うという事がありますが、楽器屋と家では部屋の広さや鉄筋、木造など構造や部屋の形によっても違い聞こえ方が変わります。

スピーカーセッティングでも変わりますので、セッティングついては別途紹介しますね。

例えば6畳の部屋では低い音が不得意になりますので、中高域が強いスピーカーを選ぶといいです。

20Hzや30Hzなど低い音では小さい部屋だと壁からの距離が近いので波形が崩れてしまいエアボリュームが足りないのでまともな音ではない、ということがあります。

 

出力

単位がW(わっと)で表現されるもので、数値が大きい程スピーカーから出る音はパワフルな音になります。

 

再生周波数帯域

スピーカーが再生できる、再低音から最高音までの範囲で、単位はHz(ヘルツ)になります。

人の可聴範囲は20Hz~20kHzという風に言われています。

 

インピーダンス

単位がΩで、数値が小さいと出力が大きくなります。

多くのスピーカーインピーダンスが4~8Ωですが、パッシブスピーカーを選択する方はアンプのインピーダンスを合わせないと壊れる場合がありますので注意が必要です。

 

まとめ

部屋に合わない大きなスピーカーや、あまりにも小型のスピーカーでは原音を忠実に再現できないので注意が必要です。

スピーカーはミックスやマスタリングなど、よりクオリティの高い作品にする為には必須になりますので是非お気に入りの一品を探してください。

それでは良い音楽ライフを!!

 

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